まゆすきダイアリー

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秋吉台と寒風

 

寒いぜ。

定期ロングライドの会、今回は山口県秋吉台に行ってきた。最近ダイレクトドライブ式のローラー買ってトレーニングに励んでいるので、その効果を試す絶好の機会である。

・福岡の北九州にある平尾台

・山口のど真ん中らへん(土地勘ゼロ)にある秋吉台

四国カルスト(???)

↑この3つを日本3大カルストと言うらしい。

 

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天気図はこんな感じ。だいたい西風で、等高線の幅的に露骨に強風という感じではなさそうだが、冬場はアテにしないほうが良いだろう。どうせ爆風だよ。どうせ。

 

8時半、関門トンネル入口に集合。

自宅から走り出した段階で察していたが、冬将軍が元気に全力疾走してやがる。

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このへんに詳しいスペシャ(エスワ)乗りのN氏曰く、トンネル内を自転車で走るとアナウンスで怒られるというのは本当のようだ。

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トンネルを抜けたあとは海沿いをひたすらにローテ重ねて巡航。

確か小野田市から美祢市に北上して秋吉台に向かうというルート。昼前には秋吉台の手前まで来てしまった。

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ごくたまに太陽が顔を出すが、基本的にどんより曇り空でかなり寒い。おまけに風が強いので、休憩を挟むと体が冷えてよろしくないという厳しい状況。冬ライドあるあるだが……

 

そうこうしてるうちに、秋吉台に着いてしまった。確かここで自宅から80~90km地点くらいだっただろうか。
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寒いのはともかく、景色が抜群に良い。阿蘇外輪山の尾根を敷いたように台地が広がるさまは個人的にかなり印象深かった(正直阿蘇と大差ないと思わないでもない)

 

平日ということもあってか車が全く通らず奇跡的にも貸切状態だった。タイヤや変速系統あたりの機材の小気味良い音を小耳に挟みつつ、談笑混じりにカルスト台地を走り抜けていく。最高だ…

 

爽快な台地のアップダウンを駆けるのに夢中で写真を撮るのも後続のメンバーのことも全て忘れてしまった。気づけば秋吉台を下り終えていた……………秋吉台、終了。(走ってる途中に↑の写真よりずっと良い構図の景色が幾つもあった)(GoPro購入の機運が高まった)

 

後続との合流を待ったのち、復路のコース議論。凄まじい西風のため、往路の海沿いを戻るのは絶望的にハード。いい感じに山道ベースでぐるっと帰ることに。木々に覆われて風もある程度防げて、交通量が遥かに少ないというのだ。

 

だが…………

 

 

店 が 何 も な い 。

 

 

そういえば昼前なんだが、マジで何も無い。秋吉台ではしゃいで山道ベースで走っている影響で全員バッテリー残量がヤバいことに。よく先頭を牽きまくる△氏も最後尾に下がる始末。僕は体力的余裕や粉飴ブーストを常備していることもあり、ガス欠寸前のメンバーを連れて何とかコンビニを探す…が、何もない。どこにも。

 

 

するとメンバーの気が触れたのか、近くの弁天池(めっちゃ綺麗な池)に行こう!と突然言い出す始末。空腹と寒さで頭が壊れてしまったのかもしれない。

 

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↑左の黒い自転車から順に、N氏、僕、△氏、H氏。俺以外全員が炭素フレーム+ホイール、電動変速というハイスペック仕様。俺だけ仲間はずれ?そうですか、そうですね😔一応春頃にフレーム買う予定なんで…ええ、チタンのものを…

 

 

だが話を聞くと、観光地(?)だし売店の1つや2つくらいあるのでは?という名推理。なるほどその発想はなかった。ただ自転車で水を見学しに行くだけではなかったのか(安堵)

 

 

売店って看板あるやん!あれじゃね!?

オオオ!やっと……………は?

あ〜www

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_人人人人人人_  

>  店 休 日  <  

 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ̄

終了!終了!!

 

どうする?とりあえず自販機のコンポタでも頂きますか☺️と開き直った様子。喉元に温かさが沁み渡る。

 

まあ、せっかくなので観光地たらしめる水を見に行こうではないか。

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!?

 

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なんだこの透明度と色は!?

阿蘇の白川水源を彷彿とさせるなあ…魚もいた。ハヤかドンコかウグイか、川魚には疎いのだけれど、泳いでるアイツらは魚であることは間違いないだろう。

 

写真には映りきってないけど、池に繋がるスロープみたいなところがあって、過去N氏のお連れ様がそこから真冬の池に滑り落ちたらしい。ガタガタ震えながらサイクリングしたようだ。想像しただけで風邪ひきそうだが草生える。

 

駐車場に戻り、地元のおばちゃんと談笑していると、何と差し入れを持ってきて頂いた。

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抹茶饅頭と、わらび餅的な何か(名前忘れた😔)

美味い。美味すぎる。

これが普段積み重ねてきた"徳"という概念であろうか。全員とりあえず復活し、道の駅で遅い昼飯。午後1時過ぎであった。

 

後半戦は△氏とH氏が不調で足並みが合わず、2-2のペアで切れがちに。寒さと強烈な向かい風と山コースで全員消耗してる感は確かにある。

 

後続待ちを挟みつつ、強風に阻まれながらもN氏と順調に走っていく。

終盤の広域農道のアップダウンを繰り返していくうちに、まったりペースだったのが成り行きでペースが上がり続けた末にリアルガチのインターバル殴り合いにまで発展。一旦脚力を出し切っていくスタイル。なんだこのキツさは…………🤮

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↑ちゃっかり区間総合4位だった。アップダウンは非常にキツい…

 

しごき回されて絞りカスとなったあと、後ろの2人と合流して関門トンネルにゴール。生きて帰って来れたか(満身創痍)

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天候が疲労の原因の6割くらい占めてそうな感じだけど、ローラー練の効果はあったかもしれない。選んだギア比をしっかり回し切れるのがこんなにも楽しいとは。

 

今後も練習を継続して、3月に久留米で行われる椿カップを目標に更なるパワーアップを目指します。押して歩く人が出るほどに相当な激坂ヒルクライムらしいが…………

 

 

今日はこんな感じでした(自宅〜関門トンネルまでは除く)

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