例のシューズ
素材や形状など多種多様なビンディングシューズ。
つい2~3か月前にGIROのエンパイア ニット版の2足目を買った。めっちゃいい。最高。
だが。新しいシューズをまた買ってしまった。
"それ"を履く友人いわく、新品のストックあるけど落車でボロボロになってるほうを未だに使い続ける程に足への馴染みが素晴らしいとのことだ。
自転車競技というだけあって足周りのフィッティングは最重要事項である。ここに手を抜く訳にはいくまい。
僕も前々からそのシューズの存在は知ってたし気にはなってたけど、いかんせんお値段が……が、値段を理由に引き下がるのは勿体ないと思った。公式ストアを物色。うわめっちゃ色いい…スピードプレイ専用ソールも備えてある。マジ?在庫あり?
…よ~~~し!いっちゃえ~~!!!
色が良い。エメラルド~マリンあたりに変化する色合いが良すぎる。自転車界隈で最近流行りのマジョーラカラーである。
LAKE CX332です。
注文する際にも使ってるシューズの銘柄やサイズ、使用感まで尋ねてきた上でメーカーの方がおすすめサイズを選定してくれるだけでなく前後サイズまで同梱して残りは着払いで返送してねという手の込みよう。
※おすすめサイズだけ丁度在庫があったため、前後サイズはいずれも別カラー。
正直、おすすめ-0.5がつま先カツカツでめっちゃ迷った。CX332は上等なカンガルー革を使ってるらしく、多少キツくても伸びて馴染むらしい。
手持ちの自転車用ソックス全て履いて色々考えた結果、とりあえずおすすめサイズのままに落ち着いた。
そして何より、次のシューズはスピードプレイ専用ソールにすると決めていた。本当にありがとうございます。
今まではソールとクリートの間にシムやら何やらを噛ませて取り付けていた。重量がかさむのももちろんだけど、足の前後方向で調整したいときにネジを何本も緩めて~と非常に手間がかかるのが嫌だった。
余計な噛ませものが無くなったことで、サドルを2mm近く上げる必要がありそう。
これは実走を重ねて足に馴染むのが楽しみだ…って、日曜しか休み無いのか畜生め。
たかがチェーン、されどチェーン
連投。
以前チェーンの話題が挙がったことを思い出して自転車のチェーンをつまんで左右に捻ると、ジャリジャリシャリシャリとズボラな音が聞こえる。
チェーンの外っつらをふきふきしてリンク注油しただけでメンテした気になっているようでは実に片腹痛い(自戒)。
ということで、綺麗にしましょう。
表面こそ拭いてはいるが、チェーンを循環させているとリアメカのプーリーと噛み合ってる部分からもジャリギシ聞こえる…。
チェーンクリーナーと豚毛ブラシでチェーンの油汚れやローラー内部の砂や鉄粉やらを必死こいて掻き出す。
そのあとはフォーミングマルチクリーナーで泡モコにしてやる。この際チェーンのみならずクランクや前後メカ、ブレーキももれなくモコって差し上げる。
樹脂やゴム部品などデリケートな箇所など幅広く…というか全てを洗える。
泡モコが汚れを浮かして落としてくれるわけだが、チェーン掃除よりも油だか砂だか埃だか、薄汚い怠惰の汁の後始末のほうが大変かもしれない。
これを2回繰り返して…キレイになりました。
チェーンのジャリ感も無し。ついでにホイールとスプロケも綺麗に。疲れた…
ちなみにチェーンの汚れによる抵抗増というかパワー損失は何か10Wくらいになるらしいぞ!相当デカい。
あくまでも乗り手のパワーが走りに直結するため、こういうところで足をひっぱらなくていいよう定期的な真面目なお手入れで快適な走りを!
一晩乾燥させてからチェーンに給油します。
山のち酒
平尾台に山練。
来月の記録会がここなので、勾配変化とかペース配分について今一度おさらいをしつつフォームの改善を引き続き。
これから登る道を見上げたり、登ってきた道を見下ろす構図すき。道がグネグネしてると尚良し。
1本目、体がダルダルで全然パワーが出ない。心拍も上がらずに調子がウンコだな…と思いつつとりあえず上まで登りきる。
あげく雨に遭遇。
もともと風も強くてみるみる体が冷えるので休憩もほどほどに下っていると、平尾台を散歩(???)しているかわいい女の子3人組が木陰で雨宿りしているのを発見。たまにいるんだよ、ネジが取れちゃってる人が……。
一旦スルーしたが、傘も持たない様子が心配だったので登り返し…てると雨が止んだ。とりあえず空模様も大丈夫そうなので一声かけて成り行きで2本目。美少女パワーを貰ったのか単純に体が温まったのか、足がよく回るようになった。
陽射しがないので普通に寒いが、それなりに練習にはなったので良し。平坦だけでしか使えなかったケツ筋ペダリングが登りでも使えるようになるのはありがてえ…!
帰宅後、いそいそとキャストオフしているとトゥカバーの破れを発見。
※足先の冷えを防ぐためシューズの上から履かせるウィンドブレーカー的なもの
歩いたりすると爪先が擦れるのはわかってはいたつもりだが、いざ穴が空くと何とも切ない気持ちになってしまう。
ウェア諸々を洗濯機に放り込み、体組成計に乗ったあとプロテインをゴクゴク。シャワージャバジャバ。
そのあとは即飲み。週末の練習→昼飲みというルーティンが出来上がりつつある。最高。
最初定食を爆食いして臨むことで食べ過ぎ飲み過ぎをセーブするか、なるほどその手があったな…。
朝練再開
朝4時。
久々の練習会ということで、はやる気持ちをペダリングに変換するべく平尾台へ。
白んでいく空を横目に、静けさしかない山道を登るという行為の妙な奥ゆかしさはいつ味わっても良い。
下っていると、横目に一瞬だが確実に1羽のキジを観測。個人的にタマムシ(昆虫)を見かけるくらいにはレアバードだと思っており、2秒で切り返すもシャカシャカとゴキブリのようなすごい逃げ足にスマホを取り出そうとした手も止まってしまった。
ちなみに、平尾台の山頂付近にキジ料理店の廃屋がある。食材確保が難しかったのだろうか……
とにかく何か今日はいいことがありそうな気がする。いや、普通になにもなかったが?
予想外の冷え込みに震えながら下界に戻り、集合場所へ向かった。
今日はお気に入りの山コースということで、複数箇所の峠を時差スタートで鬼ごっこやローテ回してからのスパートなど全て全力ブッパ。もう無理!無理!と言いながらひたすらに後続をちぎり続ける。
結果はそこそこ。フォームを改善した甲斐あってか登りでも持久力のあるケツ筋でしっかり踏めるようになったのは良し。あとはフォームを体に覚えさせるのみ。
帰りの逆風川沿いもしっかりローテ回して完全燃焼。
昼寝から目覚めたのが18時過ぎなので、飲みに行く時間は取れず。そこだけが心残り。
退路を断つ(?)
富士ヒルクライム2021、エントリー致しました。
およそ1万人のクライマーが集う国内最大級のヒルクラレースに挑むことになりました。
コースは20kmちょいで1000mちょい登るコース。
コースのボリュームこそあれど、聞けば勾配変化は少なめで激坂もほぼ無いため難易度は低めとのこと。(平均勾配5~6%?)
勾配がどうであれ、20kmに及ぶロングクライムは経験が少ないので持久力やペース配分が鍵を握りそうではある。
あと富士ヒル特有のものとして、ゴールタイムに応じてスペーサー(リング)が貰えるということ。
プラチナ(60分切り)を頂点としてゴールド、シルバー、ブロンズ他。
↓ハンドルの高さ調整に使うスペーサーだよ
会場には各メーカーのブースが立ち並んだりまさに一大イベント。超楽しそう。
初出場の僕の目標はゴールド所得です。
プラチナはプロレベルというか人外なので。
ゴールタイムの統計がありまして、シルバー(75~90分)でおよそ上位10%レベル。所要パワーウェイトレシオ※的に僕の現状でシルバーはとりあえず取れそうなので目標は高めに…。
※体重1kgあたりの出力(W)。○倍と言い換えられる場合もあり、ヒルクライムにおける個々人の戦闘力(?)の指標。僕は53kgで250Wなので4.7倍とか。詳細は結構端折ってます。シルバーが4倍、ゴールドが5倍弱あたりがボーダーらしい。
細かい理屈は抜いて、レースにエントリーすることで意地でもモチベを上げる算段。エントリー費1万は高ぇもんな!それに見合うものを得て帰らないとな!?
日々のトレーニングは勿論、食生活にも気を配らねば。
がんばろう!
山のち肉
全く、なぜ花粉を浴びながらサイクリングをせないかんのか。
朝5時ごろ出発。最近暖かいので舐め腐って薄着で出ると明け方の冷え込みで激寒。
街明かりもまばらな薄明けの空が冷たく唸っている。あ~進まねえ…
いつものダム練も向かい風吹きっさらしの登りなんて誰が行くかバーカ!!裏道の平坦のあと、短い急勾配でグッと登り切る。
特にコースを引いてなかったので、適当に走ってると英彦山手前に到着。レース本番とは別ルートだが、もはや登る以外の選択肢がない。
ぐるっと男魂岩とかを大回りしても面白そうだったけど、通行止めに思わず身構えたので大人しく500号線を道なりにヒルクライム。
たまには本気出すかと全力アタックするも、運動不足のツケで息も絶え絶えで足を緩めたくなる気持ちを抑えてフィニッシュ。
結果としてはどうにか辛うじてベスト10入り。これぞ自律心。えらい。
標高700~800m付近、気温3℃と激寒だったが雪は無事に全部溶けて走行には問題なし。しなるようになだらかな九十九折りのダウンヒルが…最高やな!
下界に降り立ち、2桁気温と暖かい日差しで解凍完了。そして2月にして日焼け止めを塗るとは思わなかった。
これ、ちょっとやそっとでは落ちないのでオススメ。
その後適当に峠に回り道したりして帰宅。
運動をしたということは、こういうことです。
ご馳走様でした。
日常回
昨晩は少し飲みすぎた。
ふと夜明け前にスッキリ目覚め、なんということだ。寒くない。恐る恐る春秋モードで武装すると軽く肌寒いベストな感じ。これでまだ2月とはにわかに信じ難い。
デイリーの焼きたてパンが美味いぜ!
緑多めのコースをサクサク登ったあと、〆でいつものダムクライム。適温かつ無風という類まれなるコンディションだったので、ありがたがってペダルを回す。
70kmくらいで怪我の痛みが響いてきたので撤収。
その後は……タンパク質の摂取だ!!!
ヒューッ!最高!!
MVPは肉味噌クリームチーズ。これはビビった。うめえ!!
これでまだ昼過ぎというのだから更に最高。時間に余裕しかない昼飲み概念はもっと流行っていい。