まゆすきダイアリー

noteに引越しました: https://note.com/mysk_misty

英彦山ヒルクライム

 

 

最近真面目に走る機会が増えたので真面目なコースレポです。

 

タイトル通り英彦山(ひこさん)を紹介しますね。福岡と大分のほぼ県境に位置してます。

 

毎年9月頃だったかな?レースが開催されています。100人単位の参加者が集まり、九州では結構有名なレースらしい。ちなみに、公道を封鎖(貸切)して行われるそうです。

 

そんな英彦山ヒルクラの大まかなプロフィールはこんな感じ。

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平均4%ちょい!?緩いやん…ん?あれ、下りや平坦があって平均4%?あっ(察し)

 

距離こそ長いですが、特に注目すべきポイントは

・下り、平坦区間が存在する

・残り4~5km地点くらいから難易度が上がる

 

ところでしょうか。それじゃあ、順を追って見ていきます。

 

  • 序盤(下り区間手前まで)

スタート地点は、添田小学校(中学校?)の前くらいから。

すぐ目の前に交差点があるので、アタックする時は信号のタイミングを見計らいましょう。およそ60秒間隔だったように思います。

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↑下り終えた時に撮ったので、この写真でいうと右手から直進してきて、左折する形になります。ややこしくて申し訳ない

 

左折したあとは、およそ4kmほどの緩い登りです。斜度はおおむね4~6%を推移するので、ここはスムーズに登っていきたいところ。でも終盤では8%強まで斜度が上がるので、今までの調子でいくと足を消耗するのでほどほどに。

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↑左側のゆずこしょ(柚子胡椒)と書いてある木製の小さな看板が見えたあたりから斜度が上がります。スタート地点から3kmほどでしょうか?

 

 

 

 

先述した通り、ここをどう通るかは結構戦略的で面白い区間だと思います。

 

一言に下りと言っても、平坦やひと山のアップダウンを含みます。でもここは総合的に見れば箸休めです。スタート地点から約4~9kmの区間ですね。

 

ここを休憩と取るかタイムの稼ぎ所と取るかは人それぞれです。ちなみに僕は下りが大の苦手です。よってここは"休みはするけどそこそこ回す"くらいの意識で臨みます。休む暇なし。

 

キツいコーナーはないので、下りのコーナリングに不安な人でも大丈夫とは思いますが、無理は禁物。

 

大まかな地形は、

2down→1up→1down といった形になる…かな?多少距離の誤差はあります。単位はkm。

 

いずれも斜度はほぼ4%固定に近いので、下りの勢いを利用してアウターでぶん回して速度乗せて大丈夫だと思います。多分。

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↑約2km下った目印があの青看板。


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↑適当に走って川沿いの(ほぼ)平坦を抜ければ、そろそろ本格的な登りが近づいてきた合図です。

 

 

 

  • 後半以降(山荘あたり)

 

序盤ちょっと登ったら下りと平坦であっという間に9kmくらい走りました。経過時間はだいたい20分前後でしょうか。あと5km。残り半分もない。やったね!

 

川沿いを抜け、田園地帯に入ると6%くらいでちょっと(1km?)登ります。ま、まあ今までが楽すぎたし?これくらいはね??

 

すると次第に周囲は高い木々に囲まれ、左手には謎の山荘が見えました。多分10km地点。

そういえばズルズルと速度は落ち、ギアは次々に軽い方へ変わっていく…斜度は8、9…まだ上がっていくのか!?!?

 

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↑山荘。レース開催日は道路に"この先地獄"とチョークで描かれていたとかなんとか……

 

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↑激坂の応酬。 10%を平気で超えてきます。自分、足つきいいっすか??(狼狽)

   

そして終盤のつづら折りに突入。数字の看板が見えますか?18を起点にカーブ毎にカウントダウンしていくそうです。平坦や下り区間と打って変わって、速度がガタ落ちするのでたかが5kmが果てしない…

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↑でもこの看板、普通にコーナー抜けても看板立ってないことは結構あります。坂がキツいだけでなく、こういう所でメンタルに来るわけですね。オイ!今さっきコーナー抜けたやろ!カウントせえや!!

 

       

 

ハア…あと1kmくらいかな?(サイコンの画面チラ見)

 

サイコン「きついか!?でもすまんな、まだ2kmくらい残ってるんだわw」

 

「…………😇」

 

 

そして極めつけは路面工事。荒れた路面の振動がさらに体力を奪う(虫の息)(オーバーキル)

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↑きっと綺麗な路面に生まれ変わってくれるんや………

 

もはや時々しか出てきやがらない看板の数字を追いかけ…追い…………

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↑………!!

 

 

最後あたりはちょいちょい休憩らしき斜度もあってか、そこまでグロッキーにはならず、ゴール!!

 

 

トップ勢は40分切ってるみたい。実業団かプロの方ですか?

 

やはり全体の距離というか達成度でいう70~90%あたりの区間がマジでキツい。温存するか、序盤全力で後半を気力で持たせるかは人次第。正直、激坂だと体力の残量云々にかかわらずあんまり速度差ない気がするような……っていう個人の見解です。

 

 

このゴール看板からもう少しだけ登ると、トイレ自販機、湧き水スポットがありましてよ!!

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↑キンキンに冷えた湧き水。最近折り畳みの速乾タオルを常備してるので、顔洗ったりサッパリしました。飲用可能かどうかは…あなた次第です。

 

 

あとは撤退。日陰も多かったし、下りで半袖は冷えたなあ…そうそう、気づいた人もいるかもしれないけど、写真は下りの途中で撮りました。あと、英彦山ルートは路面が綺麗ですので非常に快適。工事が終わったら更に走りやすくなると思うと胸熱。

 

 

ここまで真面目に走るなら、今年の英彦山レースに出るかどうか、わかるな?

 

 

☆2019/07追記☆

エントリーしました。対戦よろしくお願いします。

 

雲を被る

 

 

ご無沙汰しております。

1000年ぶりくらいの投稿です。でもよく考えてくださいよ。地球が誕生してからの長い歴史を鑑みれば1000年などほんの一瞬ですよ一瞬。ジラーチも見逃してしてしまう程に。

 

                         -------❁ ❁ ❁-------

 

先日、長崎の自転車乗りのグループで平成最後だから〜つって長崎の平成新山(雲仙)にヒルクライムに行きましょう!!って話があがりました。

 

明治チョコレートだの大正製薬だのとありふれた時事ネタよりはよっぽど個性的(?)だと思いませんか?僕は、盛大に寝坊してすっぽかしました。昨晩飲み会のあとスナックに行って、それから…………(記憶喪失)

 

 

さて気持ちを切り替えて僕は僕で今日とて山を駆け上がるのみ。目指すは日本三大カルストのひとつ、平尾台。着替えてヘルメットを被り、自転車とともに玄関をガチャ!うーん、曇りプラス路面はウエット!w

 

 

クリートがペダルに嵌るパン!と乾いた音はまさに号砲のそれ。午後から天気戻ると安心と信頼のYahoo天気様も仰ってたし大丈夫やろ。…で、平尾台入口まで来たけども

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大丈夫か?これ。いやいやでも待て。これはもしかしたら"雲の中に突っ込んであわよくば雲の上に抜けるのでは!?"と半ばアトラクション気分でウッキウキ。およそ5km半で360mアップのヒルクライム、参りましょう。

 

 

 

 

…着きました。自己ベストから約20秒遅れ。でも先日平尾台ベスト10(380人中)取れた。やったぜ。えっと…

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白い。

 

 

ここはどこかしら?????
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霧まみれで視界がわりい!!!いや、霧というより雲か?その時、道のはずれ、真っ白な世界から遠く聞こえてきた家族連れの声。ええ…?

 

と思ったら、駐車場にたくさんのファミリー登山客。登山クラブかな?にしてもこんな天気も見晴らしもよくない日に登山するってマジ(=正気)ですか…?

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とりあえずその傍で自販機補給。

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アミノサプリこれマジですき。ボトルには大概水かコーラ入れて走ってるけどアミノサプリ見つけたら最優先でこれ買うくらいにはすき。でも滅多に売ってるの見かけないんよな。

 

 

霧で冷えるし陽も出ずに結構寒いから小倉側に下ります。

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↑霧というかもう雲が晴れそうで晴れてくれない。路面も濡れてグリップは低下…ご安全に!

 

 

次は貫山(ぬきやま)林道ヒルクライムに挑みます。貫山そのものはストラバ(自転車乗りのSNSみたいなアプリ)でトップを取ってるから別のコースで記録を狙う……が、

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通  行  止  め

 

 

ウーン………

 

 

あ、そうそう余談だけどこの間モンベルショップで買った速乾タオル、非常に使い勝手がよろしくて大変気に入りました。アウトドアやる人全員これ買ってくれって感じだ。

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↑フェイスタオルで畳んだらスティックのり程度まで非常に軽量かつコンパクトに持ち運べます。確か1200円。

 

 

閑話休題。小倉側から平尾台に登り直しました。こちらは自己ベストから10秒遅れ。

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↑今日の平尾台の景色。雨上がりは空気が澄んでて気持ちがいい。けれどこのあとすぐ霧雨に撫でられるハメに……

 

体が冷えないように適当に散策してヒルクラもあと一本アタックして終了。こちら等覚寺の激キツ裏コースで総合3位。マジで!?PRってのが自己ベストを指します。トロフィーは総合トップ10に入ったことを指します。

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ちなみに、平尾台は晴れてたらこんな感じの場所です。溢れるアドベンチャー感。

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あと、雨で濡れた緑のカーテンが綺麗だという話もしておきます。こういう日って基本風がなくて静寂とした雰囲気で鳥や川の声を聴くと周りとの一体感感じるんでしたよね?非常にエモエモのエモ。シフト操作のパキ!カン!って金属音が溶け入るもをかし 以上。

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↑こいつ、めちゃめちゃ枯葉とかで汚れて家に連れ込むまでが大変だった😫

 

 

 

さて、平成が終わる頃にこの愛車ビゴーレくんも買って1年が経とうとしております。

 

クロモリ材の華奢な菱形フレームにシルバーのカンパで組んだクラシカルな見た目に、チューブレスタイヤやらショートノーズのサドルなど現在のトレンドを織り込んで乗り心地を求めて自分なりにこだわった一台です。

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↑フレームのトップチューブが地面との平行ピシッと出てるのたまらなくすき(1枚目)

 

 

 

とりあえず今期はヒルクライムのレースに出て入賞を目指します。鈍重なクロモリでヒルクライム入賞できたら強い…強くない?

 

 

👋

ゆるぽたを求めて

 

ゆるぽた…頑張らずゆるく気楽にポタリングすること。個人的に多分一番楽しいサイクリングのあり方だと思うけど、それが一向にできる気がしない。なぜか?

 

 

・つい頑張ってしまう。これが一番多い。峠とかつい頑張っちゃう。ヒルクライム楽しいもんね。うん、これは仕方ない

 

・同伴者による詐欺。「ゆるく行きましょう」は信じてはいけません。実力差によるペース感覚の乖離と、謎の集団心理(?)によっていつの間にかペースが上がっていきます。

 

・自分に対する詐欺(?)。なんかね、いつの間にかペース上がってるんですよ。何やかんやで、わざとペースを落としててもいつものペースに戻るんやなって。

 

 

 

だけど今日の僕は違う。天気良いけど膝の噛み合わせ悪いし無理はできない。

 

ウ〜ン、そうだ!リハビリ感覚で阿蘇までゆるぽたしよう!フレームバッグを積んで、中には携行短パン、鍵、サコッシュ、防寒着とか小物を入れて盤石の体制で。荷物あるからタイムも出ないし、広大な景観を楽しんだら牧場で牛乳とかソフト買ったり馬刺、あか牛食って満喫しよう。今日のプランに一分の隙なし。ゆるぽたを囲いこめ。幸福論誕生の瞬間だった。

 

 

 

ということで、57号沿いを登ったら県道23にルート変更して阿蘇ミルクロードに到着。たまにはダラダラ登るのも悪くない。

 

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夏の青々とした阿蘇が好きだけど、すすきに覆われた黄金色の阿蘇も良いね!うねうねと滑らかな起伏に富んだ道のりが…爽快!

 

時には立ち止まって写真を撮ったり、思い切り踏み込んだり。開けた台地と、そこに敷かれたアスファルトを転がるタイヤのスパァーーって摩擦音が心地よくてな……あと、シフト操作のパチパチン!(手元)カン、カシャン(駆動部)って自転車から発する音すき。特に僕が使ってるカンパ社のものはクリック感が最高でな。

 

他にも風やせせらぎ、木々のざわめき、鳥の鳴き声とか自転車乗ってると聴覚での官能がありますあります。

 

 

そしたらいつの間にか大観峰着いてました。だいたい標高880~970あたりなんで、空気がかなり冷たい。日差しを浴びれるのが救いだ…。

 

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ヨーグルトソフト、美味いぜ!!!!

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寒いから長居もせずそそくさと出発。素敵なビアンキとルック乗りが居た。やっと自転車乗りが居たって感じ。肉牛は食いそびれたけど、もう十分満足できたのであとは下って帰るだけ〜と優雅にぽたぽた走っていると……

 

 

???「こんちは〜😊🚴」

 

 

さっきのルックとビアンキ乗りのお兄さん。以降LさんとBさん。ちょっと走ったあと談笑したり、連絡先を交換したり。どうやらこの辺をよく走ってるとの事。向かう方面も同じなので合流させて貰う形に。

 

 

ん?あれ…おかしい。めちゃくちゃ亀みたいに遅く走った覚えはないにしても、追いつくのが速すぎる。

 

何かの流れが変わった気がした。ていうか変わった。

 

ミルクロードを引きずられてるのかついて行ってるのかわからないままモリモリ駆け抜けて阿蘇から大津に下ったあと、ノリで追加オプションで金峰山に登ることに。言い出しっぺは僕です。出会ったときから薄々予感はしてました。

 

ここでBさんとはお別れして、Lさんに先導されて登山口まで。ああ、本当に速い人なんだなって勘づいていたので、とりあえず千切られないことを目標に。

 

 

5kmくらいしかないコースを先頭ローテしながら登っていたけど、もうついて行くので精一杯。半分を過ぎたところでアタックを掛けられたんですけど、勿論ついて行くことなんてできませんね。白旗。あっという間に見えなくなり、1分差をつけられて完敗!

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ストラバで結果を見てみたら、今年11/120、総合139/719位。クロモリにしては頑張りましたねって感じ。ああ、心肺と脚が終わってしまった……格上の人と走ると絶対ついてくぞってガッツとモチベが生えてきて楽しいので、また対戦よろしくお願いします。

 

 

でもまあやっぱ誰かと一緒に走るのが楽しいわ。これは間違いない。結果、僕にゆるぽたは多分無理なんじゃ、ないかなあ…また出し切ってバテてやんのコイツwって感じだ(疲労)

 

 

 

新春!走り初め

 

 

元旦どころか三が日さえ過ぎましたが、皆様あけましておめでとうございます。今年の抱負は、

 

佐久間まゆちゃんになるだけでなく、桑山千雪さんにもなる」

 

です。アルストロメリアを信じる者に救いあり。アルストロメリアは家族。ここ、オーディションで聞かれますよ。頭に入れておいてください。

 

 

さて、そんな僕ですけど、今日走り初めてまいりました。場所は五家原岳。長崎で最もしんどいというか九州でも指折りでしんどいと言われる(実際そう)山。せっかくやし〜wと軽いノリで声をかけてみたら結構人が集まってくれました。ありがとうございます。

 

 

昼集合だから時間に余裕を持ってちょっと体を動かしてから向かった(他の人は結構走ってたみたいだけど僕は全く運動していなかった)わけですが、まあ〜寒い。気温5度。は??

 

僕の装備はこんな感じ↓

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ウィンブレ(登る前に脱いどく)

半袖ウェア(登ってたら暑くなると思ってたけど寒さでオワリ)

モンベル腹巻(超有能。素材は勿論ジオライン)

ブレスサーモ中厚(これ持ってたらとりあえず大丈夫やろ感)

 

ちなみにモンベルのグローブ、防風ラミネートが仕込まれてるんですけど、気温そのものが低かったらもうダメです。指先が凍りました。

 

って感じ。インナーに関してはヒートテックと似た質感だからコンプレッション系が好きな人からしたらお気に召さないかも。僕はこっちが着心地いいんで好きです。

 

ヒートテックなんですけど、これスポーツやアウトドアで使ったら汗冷えで死にます。マジで。吸った汗の乾きが極端に悪いんですわこれ。ホームセンターとか薬局に売ってあるあったかインナーの類もこれに当てはまります。生地に使われてるレーヨンって化繊が原因で、上記のインナーはレーヨンが多分30~60%くらい使われてます。一方ジオラインやブレスサーモはほぼ90%ポリエステル製。吸水速乾性に優れてるそうです。ヒートテックは普段着として使おうね!

 

 

 

…話が脱線しました。集合場所にはもう大体揃ってたんで、体が冷えないうちに出発!例のごとく写真はすくねえ。まあ、競技勢しかいない修羅の集いなんで、そんな余裕はないです。

 

 

 

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登頂!

13キロちょいで1000Mを僅かに超えるくらい登る地獄。下り区間はないです。ひたすら登りっぱなし。

 

速い人に着いて行ったらガツガツ重ギア踏みすぎて序盤で脚がオワオワリ。心肺は全く平気なのに脚が全く動かせなくて足つきが脳裏をよぎるレベル。

 

 

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ぶっちぎりのワースト記録で草です。自己ベで総合21/145位だけど、難易度高いコースだし上位陣はほぼ全員実業団とかガチのガチ勢ばっかだし食い込む隙がないね、しょうがないね。

 

 

標高1000mは恐ろしく寒いのでとっとと下って談笑して解散!僕のクロモリはやはり年上ウケが凄まじく良いのでニッコリ。ゴリゴリのレース仕様より、クラシカルにオサレに組まれたほうが素敵なんだよなあ(主観)

 

素材がスチール(詳細は割愛)だから乗り心地と見た目良いだけのバカ重チャリンコなんですけどね!



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↑華奢で直線的なフレームと曲線的なデザインのパーツ群の組み合わせが良い…良くない?カーボンが主流の今だからこそあえてクロモリを選ぶマイノリティ志向である。

 

 

ほな…

ホモは二度刺す

 

しばらく更新してなかったけど、何もしてないわけじゃない。わざわざブログに書くほどのネタがなかったんだなあ。

 

だけど今日割とレアめな体験をしたのでその話をば。正直思い出すだけで胸糞なんだけど。文字ばっかりでごめん()

 

 

 

時系列順で話そう。ひと月ほど前だったかな?そろそろみかんの旬かなと、みかんで知られる某道の駅に寄り道。勿論サイクリング。

 

自転車を施錠していると、一人の男(50代ほど)が近寄ってきた。「あ、これは話しかけられるヤツだな」と思ったら案の定。声をかけるや否や、でかいみかんを手渡して食べてみろと。差し入れと言うには少しニュアンスが異なるものの、割と甘かった。(少し水っぽいとも思ったけど)お礼を言うと今度は、道の駅の試食コーナーのみかんを食って来てと。

 

はあ…?変なことを言うオッサンだなと訝しみながらも試食。恐らく自分のみかんが甘い!そう言って欲しいのだろう(試食のほうが甘いっすよwては言わないよね普通)けど、試食のほうがめちゃくちゃ甘くて草。おっさんにはどっちも変わらないくらい甘いと伝えておいた。両者の株を下げず、気持ちに嘘はつかない聖者ぶりに我ながら脱帽。いや普通に嘘ついてるな…。

 

 

それから少しおっさんと立ち話をした。といっても、声かけ事案あるあるの内容ばかり。やれどこから来ただの歳はいくつだのetc……あと、みかんをひと袋とお茶を貰った。するとおっさんがこう言った。「立ち話も体が冷えるから車の中でどうだ?」

 

 

は……?そろそろ帰りたいと思っていたけど、色々貰ったしあんま突っぱねるような言い方もできなかったので僕は誘われるままホイホイと車の中について行っちゃったのだ!

 

そこからさらに始まる(一方的な)雑談……みかん農家の話も程々に始まる何とも汚らしい猥談。実に2時間!適当な相槌で聞き流しても終わる気配がない。あの、俺帰っていいすか?…とも言えなかった。延々と続く話も閑話休題と言わんばかりに、おっさんはツボを知ってるから脚を見せてくれと言ってきた。さすがになんか変だと思った。遅せぇよ!今更かよ!

 

ウーン、確かにツボは一応知ってるらしい。自分の手帳の末尾にツボが記載されたページを得意げに解説しながら俺の脚をベタベタ、モミモミ。駐車場の整備のおじさんがたまにこっちを見てくる。そりゃそうだ、農家(?)のおっさんが車の中で自転車用のウェアを着込んだ青年の脚を揉んでいるのだから。

ふくらはぎとか足裏ならまだいい(よくない)けどエスカレートしたおっさんは太ももどころか足の付け根まで触ってきやがった!おいコラ!触んな!!それもうほぼ…(察しろ)やんけ!!しかも伸びきった爪の角が引っかかって痛えし不潔だバァカ!!あああああウェアを乱雑に引っ張ったりするんじゃあない!!

 

…とは言えず。会話の素っ気なさ演出のため一度として顔を見てはいなかったが……ね っ と り と 薄 気 味 悪 い 笑 み

 

ウッ!!!あー察した!ようやく全て察しましたよ僕は!!道の駅に来た時から既にロックオンされてたわけね!若い男の脚を揉めて満足か???しまいにゃ「行きつけの温泉に行こう」!?どう考えてもハッテン場じゃねーか!知ってる温泉を幾つか挙げても全部違うとか言うしもう怪しさしかない。

 

 

…思うことは多々あれど、みかんを渡したいからと愚かにも連絡先を交換した(断れなかった)俺は帰ったら連絡くれやと言われ、事なきを得た。連絡先は着拒にして電話帳から消した。その日は揉まれた脚の感触とねっとりとした笑みがへばりついて離れなかったのだった……

 

 

 

 

 

と、いう前置き。長くて悪かったな!

そんでまあ今日適当にサイクリングに出かけたわけですよ。セブンで大盛りナポリ(これすき)とサラダチキン、塩おにぎりにコーラ、唐揚げ棒のカロリー充電セットを買ってウキウキで店を出て自転車のもと…もとに……誰かいる?

 

俺のクロモリロードは年上ウケがすこぶる良いもんなあ~~などと思っていると…ウッ!!!!!!!お前は!!!!!!!!!!

 

 

ねっとりホモジジイ!!!!!

 

 

瞬間、パブロフの犬よろしく、あの不快な記憶が呼び起こされた。絶望とも不快とも取れない、べったりドロドロとした薄気味悪い感情、カッパ、生暖かい指、引っかかる爪の感触(思い出したくない)……

 

出待ち!?出待ちか!!?!???!??

ウソだろ。俺の自転車なんてちょっとしか見てなかったはずなのに…いや、俺が試食に行ってる間にじっくり見られてたか?そんなことはどうでもいい。単に自転車乗りの身体が好きというわけでもない。あれは間違いなく"この自転車に乗ってるのは以前会った彼に間違いない"という様子だった。ホモの記憶力、恐るべし。

 

クソクソクソ!ごはんが冷める!俺は以前とは違う。近寄ってくるジジイをガン無視!回避!小早川セナも真っ青な身のこなし。鍵を光の速さで解き、ポケットに入れる。あ~~顔を覗きこんでまで話しかけてくんな!もうこれ以上関わったら絶対にダメだ。俺の肛門は俺が守る。買い物袋片手にそそくさとヘルメットを被り、退散!!なんてこった……ばったり出くわすにしろ相手を選べ、相手を。不幸にも再開してしまったせいで、撒いたあとに食ったナポリは全然おいしく食えなかった。精神衛生上最悪だ。

 

 

……ってのが、(先月の"仕込み"を踏まえた上での)今日のできごと。君ら、ネット上に蔓延るホモを観て笑うのは大いに結構だが、いざ本物に会うと大変ですよ。人との出会いを楽しむのは良いけど、八方美人と言う訳にもいかんのです。少しでも変だなと思ったら、たとえ良心が痛もうとも、思い切ってつっぱねる。そういう心意気も持とうね……

 

 

 

〜fin~

 

 

絶望と絶望と絶望の後編

 

…………

 

…なんか見覚えのある天井だ。

ゆめかたでラーメン食って、それから吸い込まれるように温泉に浸かって、きがえて…そう、今俺は温泉の仮眠室で寝てたんだった。

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場所はかっぱ温泉。ゆめかたのすぐ近く。良心的な価格で泊まれる(?)のでお世話になった過去がある。

 

 

しかしフリータイムの有効時間は18時まで。それ以降は翌朝までの時間帯の料金を出す必要がある。いや~~追加料金は…あほくさ。出よう。優しく応対してくれたお姉さん、ありがとう。

 

 

しかし…この決断が後に深刻な負担となって身に降りかかるとはまだ知らなかった…

 

 

さて、とりあえず海沿いで下関の唐戸市場にでも行こうかな。でも腹減ってきたということで。

 

よし、腹ごしらえ!

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(2度目)(2杯目は300円)(実家のような安心感)(時を巻き戻す)(ココロがかえる場所)

 

 

食べ終わる頃には外はすっかり冷え込み、暗くなってました。ここで寒い季節のナイトラン(長距離の場合)のコツですけど、

 

ペ ー ス を 落 と せ

 

です。汗冷えで冗談抜きで死にます。(経験論)

あとは夜中なだけあって景色もクソもありません。車は少なくて気楽ですが、退屈極まりないのでそれに耐えうる精神力も必要です。僕はダメでした。路面の凹凸や落下物、動物の轢死体などには十分気をつけて走りましょう。ライトの推奨光量は400ルーメン以上です。街灯が充分な市街地は100~200程でもいいかな。

 

 

此度のデスライド(先にこう言っておきます)のコース。杵築でGPSが狂ってるのがわかると思うんですけど、お気になさらず。ちょっと文章が長くなるかも。

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途中まではまあ余裕こいてたけど、中津で虫の息に。さむい、ねむい、だるい、さむい、さむい、ねむい、さ……………(絶望)

 

 

 

 

こころの糸がブチッと切れた。近くの駅で寝てやろうとも思ったが、何とか正気を取り戻す。走ればいいんだろ走れば!と半ばやけくそになりつつも復帰。この時点で10~20分置きに立ち止まってた記憶がある。遅い。進まない。眠い。寒い。寒すぎる。限界ライド、ここに成る。

 

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そして、謎の写真。なんてことは無い、ごくありふれた交差点。一体なぜこんなことを…????

 

 

駅で寝ようという発想が平然と出てくるあたりに精神面の崩壊具合が伺えるだろうか。行橋あたりのトライアルで補給。相当緩く走ってるので足は大丈夫だけど、肝心のエンジンが限界まですり減ってるおかげで全く力が出ない。緩くしか走れないという表現が適切かな?

 

 

 

もう一体どうしろと言うのだ。全然進まないし、眠気と寒気と疲労感で混沌としてる。しかもまだ60kmくらい残ってる、嘘だろ……いや〜面白くなってきた。限界ライドとはこうでなくては。ハハハ…と思い、ついに最終兵器を使う時が来た。

 

その名は……シュンケル!!

 

ヒュンケル……?

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誤り。実物はこれ。

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シュークリーム+ユンケル。およそ一晩の間、馬車馬の如く溌剌とした力を授かる代わりに、効力が切れるとマジでブチッと体の電源が切れる(らしい)という諸刃の剣。

 

僕も使うのは初めて。まさかここまで追い込まれるとは…。絶対に温泉で夜中まで休んでいた方がよかった。己の判断力の低さを呪いながらシュンケルをその身に宿し、薄暗い町(確か0時くらいだったはず)に消えていった……。

 

 

 

……

 

空が、青い。

 

夜が明けてきたと思ったらいつの間にか下関の目の前に着いてた(???)

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門司港入り口。

 

 

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これ関門トンネルの自動車向け入り口だけど、徒歩(自転車)は違います。海沿いに少し進めば専用の入り口がありました。

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海底トンネルだけどなぜか電波は普通に入りました。

 

虫の息で唐戸市場に到着。朝早かったから並ばずにさっさと寿司食って退散。

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↑まぐろ、かつおあじ×2、あら、ひらすトロ、まぐろ脳天。疲れからか「うん…うま」で終了。味は覚えてない。脳天は赤身と比べて筋繊維というか食感がもっちりしてたような。…あのさあ、高級食材やぞ?

 

 

そそくさと輪行して終了。

 

 

ぃよーーし、次はどこ行こっかなあ!!!?

 

 

 

 

秋のロングライド・前編

 

「そろそろ長く走るやつやりてえな…」

 

きっかけはごく簡単な思いつき。長くってのは時間も距離も両方。ゆめかた食いてえなって思ってたからそれを最優先事項にして、あとは適当。ロングライドは気まぐれ。ルート練るのも楽しいけど、ぼっちだしもう好きなようにやったほうが良い

 

 

 

27日朝8時くらい、JR久留米駅に到着〜

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輪行をほどいて組み立てて動作確認して忘れ物ないか確認して出発!ゆめかたの土曜日は昼営業(1100~1400)もやってくれるらしい。勿論行くよな!?

 

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ルートはシンプルに最短一直線で。営業時間の都合もあるので景色うんぬんは丸々カット。

 

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見ての通り、ほ ぼ 全 て 登 り

緩めの坂を長距離に渡って仕掛けてくるので、じわじわ体力を削る何ともイヤミったらしいコース。

 

最初のほぼ平坦区間で飛ばして余裕を作り、次は緩い登りなのでペースを落とさず更に余裕を作り、本格的な登りはできるだけ遅れを取らないよう本気で登り、下りは遅れを取り返すチャンスなのでギア上げてぶん回すというパワープレイ。全てはゆめかたのために。

 

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正午すぎ、由布岳通過!(高度グラフでいう一番高いとこあたり)

 

そして13時を回った頃に無事ゆめかた着弾。この世界全てのニンニクとアブラに心からの感謝を。

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うまい。うますぎる。油っぽい手触りの丼さえ愛おしい。スープの中から麺と幸福を引っ張りだせ!

 

 

だがこの時俺は知らなかった(薄々予感はしていた)(見て見ぬふり)、ここまでの道のりでペースを上げすぎたツケが後々シャレにならないレベルで己に降り掛かってくることを…。

 

 

温泉に逃げ込む俺(バテてる)、癒えない疲れ…一体これからどうなっちゃうの〜!?

次回、

 

メンタルブレイク 最後の秘策

 

デュエルスタンバイ!