まゆすきダイアリー

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走海酒海.Day2

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この天井は…………………知らんなぁ~。

始まりました2日目、しまなみ海道というか四国に来ているという実感が全くない。なんかしまなみ海道近いなwみたいな。旅先でそういう気分になったこと、ありません?



朝食は宿の隣にある二葉さん。
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鯛めし定食1100円。
朝6時からやってることに驚きだが、近くには5時6時から開くカフェも普通にあるらしく今治の朝は早いのだなと思わされた。今治=女子高生説が浮上してきた。



身支度を済ませ、朝8時に出発。
昨日の反省を踏まえ、今日はまったりグルメライドにする予定。海鮮、ジェラート、ソフトクリームその他。店が点在して全然先に進めず、景色もよくてキャッキャウフフしながら風景の写真を撮りまくる。

…少なくとも、聖地しまなみ海道とはそういう所なのだという印象がある。ここ、とても大事な所だぞ。



今更だけど、しまなみ海道の全図を置いておきます。
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昨日は島の真ん中をだいたい突っ切っただけのコースだったので、初手の大島に着いたら左折して時計回りに海沿いコースをチョイス。

当たり前の話を突然するが、海が近い。
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いや島だから当たり前だろとか、そういう話をしてるんじゃあない。海との距離が近いのだ。


ちょっと身を乗り出せば海面に触れられそうな、そういう"近い"ということ。なるほど、確かにこれは走ってて気分が良い。



大島を抜けてコンパクトな伯方島に入る。橋は似たようなものばかりだから撮ってない()

ここは帰りに少し用があるので、今はとりあえず最短で抜けて次の大三島(おおみしま)へ。その道わずか数キロ。


性懲りも無く例の石碑で撮り、みかんソフトで小休止。薄い曇り空で、海も空も青さが映えないのが惜しい…。
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そして生口島。ひたすらに海沿いを突っ走る。
途中でみかんジュースを頂き、時間差アイテムもこっそり仕入れる。

各島の外周コース、無に等しいレベルの交通量と路面の快適さについペースがかなりの強度まで上がってしまう…下ハンに持ち替え姿勢を低く、アウターをひたすらぶん回し続ける。

あれ…何か当初のイメージと全然違うぞ……

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気づいたら尾道の1歩手前。
けど特に見どころなくね?と思い、引き返すことに。
ここで僕、因島(いんのしま)にある自転車神社?の存在を忘れて完全スルーをかます特大級のガバをしでかす。
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参考画像を貼ってネット参拝したことにしておきます。無事故で走ろうヨシ!(祈祷)


ちなみに因島大橋は、橋の下の橋を走ることができます。サイコンの電波は途切れがちです。
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普通はこんな感じなんだけど。
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ふーん、へぇー程度で感動が薄くなってきた。この感覚は………そう、腹へりモード。ソフトクリームとジュース以外というか固形物を食べた記憶がない。昨日も全然食べてなかった気がするんだが、外周コースは基本的に補給スポットが少ないので仕方ないのであるか?あるな。


ということで、先程仕込んでおいた時間差攻撃がそろそろ頃合である。いざ召喚!来たれ!

飲み物(シャーベット)!!!くぁ~~すっぺえ!腹減った………………
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渋味を含んだ鋭い酸味が特徴のビターな柑橘でめちゃすこなんだ…(品種わすれた)(ガバ)




次第にギア比落ちてきたり足も回らなくなってやや危機感が迫ってきており、数キロ先の自販機でカフェオレとコーラを飲んで急場をしのぐ。とりあえず大三島の例の石碑まで戻って来れたので、そこの屋台でサザエめしなるものでお昼とする。

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そして伯方島まで戻って来た。今日はここの南東にある港とラーメンでゴールとする。

息を吹き返し、やはり懲りずに外周コースを快走。
そして、港に続く細い路地を辿ると…………!
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でたわね。
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伯方の塩という単語というか語呂にピンと来るかもしれないが、あのコマーシャルのあれで間違いないです。あっさりした中にコクというかうまあじのような芯が通っており、気づいたらどんぶりが空。ごちそうさまでした。


そして今治行きのフェリー待合所に到着。
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昨日もそうだったけど、フェリーの本数自体はどこもそこまであてにできないので結構時間を持て余した。それでも地元の人や自転車乗りと喋ってると案外あっという間だし、走るだけがサイクリングというわけでもないのである。

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各橋に続く細い自転車道は徐行ペースで、島内はひたすら巡航、たまに飲食、写真撮り。



宿に戻った後は……………ゴトッ
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走るだけがサイクリングというわけではない。そういうことである。こういうことである。
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あ!?お前は結局いつもそれ(🐟🍶)かよ!!!


隣のご夫婦に地酒を教えてもらいつつ、つい話と酒と酒と酒が盛り上がってひどく酔っ払ってしまった。

ちなみにカリッカリの鶏皮焼きはよくある串焼きではなく、鉄板で焼いて皿出しするというのが今治流らしい。



(正直な話、実走より酒の場のほうがめちゃくちゃ飲食深いし優勝できました感が強すぎてな。いやだって、ほぼほぼ平坦突っ走ってた(だけ)だから…)



ここで飲んだ"石鎚プリンセスミチコ"、これの味を忘れはしないだろう。




ここ(晩酌)まで含めて、2日目完。
もしかして今回の旅(?)最後の晩餐ということになるな。うわぁ…気づきたくない事実に気づいちゃったね…