まゆすきダイアリー

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空想食卓見聞録

 

ピンときたシチュエーションやお題(?)を見聞きしたとき、自分の好きなキャラなどに当てはめて虚構を至高のものへ練り上げるのがオタクの"性"というもの。

 

 

永久信頼のおシャニさんの四コマが更新された。アルストロメリアの3人がハンバーガーを食べるという話で、千雪さんがハンバーガーの具を食べこぼしていた。

 

"""""なるほど"""""

 

刹那、僕はすべて"理解"した。千雪さんがハンバーガーの具を反対側からぼたぼたこぼす。なるほど。なるほど。なるほど。脳内に何かが分泌されたかと思ったら、甘ったるい妄想妄言の大陸が広がっていたのである。以下、それの冒険譚である_______。

 

 

・イルミネ大陸

3人の美少女が食卓を囲んでいた。おしゃべりと食事に手をつけるバランスが丁度いい。

真乃は雰囲気の割に結構いっぱい食べる。真乃ちゃんはたくましいからね。当然か。

 

灯織は普通。強いて言うなら、箸を長く持つ。

 

めぐるも普通。灯織が苦手そうな食べ物はしれっと食べてあげる。ケチャップとかが口元に残ったら指で拭ってペロリする。それを双眼鏡越しに見たコロンブスは落ちた。可愛い仕草ひとつで落ちるオタクは今も昔もちょろいのである。

 

 

・アンテカ大陸

先程のメグルとかいう金髪美少女の仕草はなんだったのか…目眩にふらつきながらも、桃色の水平線の向こうに新たな大陸を見た。

どちらかといえば食事中の口数は少なめのようだが、鍋やタコパなど皆で囲む系の食事になったとたんうるさい(ほほえましい)。

 

こがねはママだった。おいしいごはんを作ってくれてうれしいが、そういうこがねに逆にごはんを作ってあげたい。その感情だけでお腹いっぱいだった。

 

三峰はもっと食べろ。だが可愛いので許す。

 

mmmと咲夜は普通。鍋パでは2人が良くも悪くもアクセルとブレーキたりうるか。楽しい食卓の風景を見れて僕は幸せであるが、遠くから指をくわえて眺めるしかない蚊帳の外ぶりに悲しくなってしまった。

 

一方、霧子だけはあらゆる面で最強だった。ごはんも1粒残らず食べるしカレーうどんのつゆは絶対に跳ねないし、食べる姿勢や箸の持ち方が美しい。焼肉のタレや油汚れも一切ない。気づいたら取り皿に取り分けてくれてあった。奉行的なポジションという訳ではないが、他の人が快適に過ごせる立ち回りを意識せずとも自然にやってのける無我の献身ムーブメントに逆に誰も気づかない。遠くから見守る俺だけが霧子を理解していた。俺が幽谷霧子だった。そんな優しい霧子はつい自分のことを後回しにしてしまうので、結果として皆に一気にわいわいと可愛がられてちょんちょん汗をかく霧子をやはり俺は遠くから見ているだけしかできないのである。霧子という太陽がいるから月は輝けるのだ。永久概念大銀河きりこがを信じろ。俺は霧子に生かされている。霧子を影ながら支えていかなければならないという決意に満ちてしまった。霧子という太陽のもとに、俺という影ありきであるか。霧子とは、そういうものだ。霧子が、お日さまなんだ………。

 

 

昼休みが終わるので、ここらへんにしておく。

ふと気づいたら見知らぬ所まで流されてしまった…。次はどんな大陸を見つけることができるのだろう。