アルテグラDi2②
まずはいきなり難関、BBの圧入。
アルミスリーブもなにも入っていない、カーボンオンリーのシェルに圧入。迂闊な手つきだとフレームを壊しかねない。ヤバいね!パキッ!バリッ!!
圧入の平行度を見ながら慎重に慎重に作業。
ハァ…ハァ…(できればこの作業にはもう関わりたくない)
BBが入ったところで、クランクの組み付けとチェーン張り、変速調整。
小洒落た化粧箱…の中身はクランクアーム。
イーストンEA90。
EA=イーストンのアルミパーツ
EC=イーストンのカーボンパーツ の略称。
(50)→70→90とグレードが分かれている。
あらかじめ用意しておいたチェーンリングとドッキング。Cinch規格なので、右アーム裏でスッポリ嵌合させてロックリングで締め付ける簡単取り付け。
こちらの締め付けはカートリッジBBの工具を使用。
そして、クランクの取り付け。左クランクに付いてたガタ取りの機構が面白かったです。
手順は割愛。
スプロケとチェーンの取り付けはもう今更といった感じで、こう。
アウターが46Tと小さいため、フロントディレイラーの取り付け位置をめいっぱい下げてもいい位置に来ず…。
本来であればディレイラーの羽根とチェーンリングの歯先との隙間が1~3mmなんだけど、どう見てもガバガバ。調整を試みるも、アウターに上げる時にチェーンが若干もたついてしまう。
ということで、取り付け位置を下げれるアダプターが別途必要になります。位置決めがまだなので、バックアッププレートはまだ付けてない。
こんな小さなアルミの部品。えっ、これが7000円するの?正気か…?
リアディレイラーの調整を済ませ、チェーンにいつもの白ワックスを塗って一段落。
お次はシートポスト。
航空機の部品製造を手がけるトムソンのアルミシートポスト、それの上位モデルのマスターピースを購入。
φ27.2の330mmで200gを切る仕上がり。お前ほんとにアルミか?
今回買ったイーストン社のクランクだが、こちらが作っているカーボンポストの上位モデル(EC90)に匹敵するレベル。
※余談だが、ハンドルはイーストンのEC70Aeroを採用。愛用しているシューズのソールもEC70。イーストンおじさん。
ちなみに、クロモリには弟分のエリートを装着。
シルバーのほうがアルミ切削のエッジが効いた質感がわかりやすくてカッコいいね。
両者の違いは軽さ(パイプ内部の肉抜きが違う)だが、変態的なまでのヤグラの精度の高さはさすがとしか言いようがない。サドルの微調整がやりやすくて助かる。
サドルはこの前買ったアスチュートを移植。軽いし。
パッドが硬くて最初は難儀したが、ローラー乗ってるうちに尻が順応した。
そして、ハンドル付近の配線整理としてレックマウントの拡張パーツもゲット。
これを、こう
ライトマウントにジャンクションのマウントを追加したタイプのパーツ。これでハンドル周りがかなりスッキリできた。
(さっきのディレイラー用アダプターとかレックマウントとか、アルミの小さい部品に数千円出すのはマトモではないと思うんだが………)
…と、いうことで
BB下のリアブレーキがまだ付いてませんね。在庫がありませんでした。せっかちなので、105モデルなら在庫があったのでそちらを手配。
現状で白いステムが付いてるけど、とりあえずの暫定品なのでこれもすぐ変わります。あと10~20mm長いのが欲しいかな。