アルテグラDi2
突然ですが、来ました。よって組みます。
シマノさんのセカンドグレード、アルテグラの電動コンポ(Di2)。正直、天下のデュラエースDi2との機能的違いがほとんどわかりません。強いて言うなれば、素材の違いに由来したセット重量の微妙な差と外観、ギア比のラインナップの違いくらい……?
STIが思っていた以上に握りやすかったのが印象的。
※シフターの付属品として、コネクタ接続用の工具とブレーキケーブル1式(ポリマーコートされてるヤツだった)
さっそく各部仮付け後、配線をフレームに内装。
話の順番が前後するが…大まかな配線はこんな感じ。
ハンドルから伸びた2本の配線をジャンクションAで1本にまとめ、ジャンクションBは各部に配線を分配するような役割。
ワイヤレスユニットをどこに繋ぐかは自由で、できるだけ内装で見た目をスッキリさせたかったのでジャンクションBの手前に噛ませた。内装させてもちゃんと通信(※後述)できたので良し。
BBの穴から配線をズルリ。ここでジャンクションBと接続し、動作確認OK。
規格が大径のBB386なので、穴がでかくて作業性◎。
ちなみに、ワイヤー変速の時に使う"受け"の部品をBBの真下に取り付けるんだけど、その取り付け穴からジャンクションを引きずり出すことができた。BBを圧入した後でも手をつけられるというのは安心感がある。穴は専用のゴムキャップ的なもので塞いであります。
長さが余った配線をBB付近に詰め込む形になるので、走行時の振動でカタカタ異音が出るような遊びは無さそう。もっとも、ジャンクションの異音対策としてスポンジ等で保護すると上述した穴から出し入れができない。何か仕様変更とか不具合があればBBを叩き出さねばならない。ああ、恐ろしい。ウィッシュボーン社のBB……
バッテリーはプチプチ養生とインシュロックで内装工作を試みるも、シートポストが突っかかるのでNGだった。とりあえずシートチューブに突っ込んでおきます。シートポスト内部に突っ張る部品を買いましょう。買い忘r……
で、困ったのがハンドル周り。
(ポジションがまだわからないので、ステムは余り物をとりあえずポン付け)
ハンドルはイーストンのEC70エアロ。これは各ケーブルを通す穴が通っているが、Di2のハンドル内装システムには非対応。ジャンクションAはやむなく露出。
で、それをサイコンやライトを付けるレックマウントの拡張パーツで一緒にマウントしてやろう。というのでこちらは現在取り寄せ待ちです。今はインシュロックで近い位置に仮付けしてます。
ここまでは良い。電動部分は特に問題なし。
問題は、ブレーキケーブルの取り回し。
ハンドル内部からケーブルが出てくる穴が、前後方向でいう後ろ側にオフセットされております。その影響か、どうも右から来たケーブルをフレームに通すまでの取り回しがキツい。
ステムが多分もう10~20mm伸びたほうが体に合いそうな感じなので、それで多少マシにはなりそうではあるが。
とりあえず、保留。
現在スプロケットとシートポスト、クランクアームとジャンクション用マウント待ち。
そして、操作設定。ワイヤレスユニット様様。
まだ使いこなせてない感が強いので、こればかりは慣れかと。
D_FLYチャンネルとかいうやつ、手元のサイコン(ガーミン530)でDi2との接続設定を行えば…
(充電なかったから電源引っ張ってるけど、これ自体は普通に無線でやり取りできます)
わざわざハンドルから手を離さずとも、シフターのボタン操作でサイコンを操作させたり、Di2バッテリー残量や今何枚目のギア使ってるのかなどをサイコンの画面に表示させることが可能。これ思っていた以上に便利だ。ゆ、有能~~~~~!
ちなみに、ワイヤレスユニットを露出させてもフレーム内装でも動作ラグ等の変化はなし。
次回、FELT FR1爆誕!デュエルスタンバイ!