まゆすきダイアリー

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有能・ザ・有能

 

サイクリング行く時に必要なものって、だいたい貴重品の類いのほかにパンクとかのトラブルシューティング道具、水分、補給食(パン、一本満足、ようかん、ウイダー、砂糖菓子とか)がいると思うんだよな。で、それらをどう持ち運ぶかってとこにメスを入れてみた。以下は僕の散財と試行錯誤から得た知見です。紹介する意見なんかは、僕の使用経験や友人の口コミ、実物を手に取ったりお借りした際の使用感を元にしています。

 

 

 

  • (自転車の)バッグ類

道具類の持ち運びは基本これ。自転車用のウエアは背中にポケットが付いてて、そこに携帯とか財布なんかを入れてる。ショルダーバッグなんかを背負っても勿論良いんだけれど、せっかくなら荷物持ちは自転車に任せて身軽な状態で乗りたいもの。背中蒸れるし、距離を重ねると肩腰が疲れてくるし。

 

では早速

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オーストリッチ サドルバッグ(8L)

初手から大げさな装備だけど、言ってしまえばこれ1個あれば大体何とかなります。着替え換算でいえば、夏物だと2~3泊程度で無理なく入るレベル。上部にドローコードが付いてるから、上着とか色々縛り付けれます(写真では鍵を縛り付けてますね)。

 

僕が持ってるこのオーストリッチだけにインナーバッグが付属しています。マトリョーシカみたいなもんと思えばわかりやすいか。これ肩ストラップが付いてるので、もし荷物が増えてもインナーバッグを背負えばいいわけです。つまるところ最大容量が合計16L。バッグ内部を部屋わけするといった使い方も良いですね。サイズ感よし、使い勝手よしの有能。でもキャンプしたかったら、最低でも14Lは欲しいです。アピやレベレイト、リンプロ等から出てます。PDWのラックも面白いかも。あれ耐荷重5kgだからあんまりドサドサ積めないかな。

 

 

はい次。

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ブラックバーンのフレームバッグ。買って一年は経つと思うけど、割とピカピカです。使ってないから……。何となく察して頂けると思うが、ボトルの取り出しに困る。これ生地が結構ゴワゴワ硬い(=頑丈)し、角ばった縫製だから尚更。これ、底部にファスナーが横にスーッと走ってるの見える?これ開けたらアコーディオンみたいに底が伸びて容量が1~2L増える機能つき。だが考えてみろ。底を伸ばしてもボトルがあるじゃろ?あっ…(察し)

 

これ、ハイドレーション(↓)との相性が抜群なんですね。

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メイン取り出し口に、ホースを通す穴が空いてるし、底を伸ばすこともできる。まあ、ボトルで運用もできるけど、ロードバイクよりMTBで真価を発揮しそうなバッグだと思いました。

 

☆2019/03 追記☆

これ売ってスペシャのフレームバッグを買いました。しなやかな素材と、丁度いいサイズ感、ペダリングに干渉しない薄さが大変高評価です。

 

 

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同じくブラックバーンのフロントバッグ。キャンバス地がなんともクラシカルでいいじゃない!…防水性に関する指摘はやめて差し上げろ。これ、取り外したらショルダーバッグとして使うことができる有能。裏面にストラップが隠してあるんだわ。輪行のときよくお世話になった……が、自転車が新しくなって以降使ってません。自走にこだわりを持つようになった、ではない。写真をよくみてくれ。タイヤに干渉してるよな?前乗ってたフレームは大丈夫だったけど、今のクロモリはヘッドチューブの都合上取り付け不可。お蔵入り!w

 

ブラックバーンのバッグ類の内部、等高線のグラフィック入ってるのかっこよくない?????

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余談ですけど、ブラックバーンのサドルバッグも持ってました。容量は11L。固定方法がオー社のものと微妙に違うんですけど、横揺れがひどいのと小物を縛り付けれないので手放しました。レベレイトのバッグ(↓)はこれの完全上位互換品。安定感や防水性も抜群。ほしい……

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  • 小物入れ類

これ。マジでこれ。今までのは前座。こういったアクセサリーの類いで他者と差をつけろ。殴れ。

 

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CCP ライクラサコッシュ

 

僕史上最強の有能。全サイクリストは携行してくれ。サコッシュとは薄いショルダーバッグのことです。キャンバス地でできていることが多いです。自転車競技ではサポーターがボトルや補給食なんかをこれに入れて選手に渡す姿が見られます。

 

さてこちら何がそんなに有能かというと、秘密はその素材にあります。ストレッチ性に富んだ素材を用いているため、手に取った大きさよりも案外荷物が入ります。また、体によくフィットしてずれにくい、中身が飛び出ないといった利点も挙げられます。あと軽い、小さく畳める。主な活躍の場面は、ちょっとした買い物、輪行でメットとか荷物を詰める、補給食とかがかさばって背ポケに入らない!の3つです。利点も含めては?そんだけ?って思うかもしれないけど、真の有能とは有能さをひけらかさないもの(?)。さりげなく、かつ、確実にあなたをサポートしてくれるんやぞ。

 

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大きさは2種類。大きい方には貴重品各種から菓子パン、オーストリッチのサドルバッグまで突っ込んであります(写真下)。

 

ぼくはサイクリング帰りにちょっと酒やつまみを買う時に心底重宝してます。あと、素材が柔軟だからどっかに引っ掛けてしまっても簡単には破けたりしないでしょう。

有能レベルでいえば、さっき色々挙げたバッグ類を束ねても勝てるかどうか位だと思ってます。

 

しかし、素材ゆえの弱点もあります。

重いものの運搬には向かないという面です。

重量がかさむと水ヨーヨーみたいにびよんびよんと弾みます。

 

 

 

トリを飾るのは最近買ったばかりの、少し珍しい一品。

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アメリカのジェットスロー社 ツールロール。工具類とか必要最低限のものを丸めてサドル下に付属の革ストラップで縛り付けるといったもの。もうレトロなデザインがかっこええ……。一品一品ハンドメイドなんだって。そりゃ見てくれの割に高いと思ったもん。6000円くらい。でも機能性、デザイン、手間暇考えたら妥当かもしれません。

 


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メインで入れるのはパンク修理キット。


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ボタン留めにして、ポケットに入れて持ち運んでも良い。いちいち設計に隙がない。

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モンベルの小さく畳める短パンごと丸めたりも充分可能。携帯ポンプに巻いてる青いのはラバーバンドで、丸めた際に飛び出たりズレたりするのを防ぐ狙いがあります(大成功)。


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これ、工具類+上記のサコッシュ(小さいほう)を巻いてあります。

 

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これからの僕の自転車のデフォルト。サドル下に有能ツートップをひっさげて、携帯ポンプはフレームに取り付けて(目立たない位置に付けてます)パンク対策も完璧。余程重篤なトラブルに見舞われない限り、走行不能になることはないでしょう。

ただでさえチューブレス履いててパンクとほぼ無縁なんだからもう心おきなくサイクリングが楽しめること間違いなし?

 

 

さて、機材が揃って物欲も鎮火できたことだし、あとは走り込むだけ。日曜日にゲストとして僕を自転車沼に引きずり込んだ張本人をお呼びして野母崎に凸る予定です。

 

ほかに最近買ったサドルとかホイール、ハンドルまわりの電子機器類とかも暇があったらインプレ記事書こうかなと思ったり…