【宣誓】
やります。挑みます。走ります。
エベレスティング。
・ひとつの登り(山、峠など)をひたすら往復し
・仮眠は許されず
・累計獲得標高でエベレスト(標高8800m↑)を越える
という気が狂ったエクストリームチャレンジ。
正式認定者は国内130数人?世界数千人?だったっけ…。少なくとも九州では2~3人しかいないはず。
ちなみに認定やら何やらは、自転車乗りおなじみの
これ(ストラバ)で取った記録をもとに判定。申請方法あたりは今日は一旦スルー。
これでエベレスティング達成者という"箔"の希少性というものはご理解頂けるだろうか。
いまいちピンと来ない人向けに実際の著名な山で例えると、自転車で
・皿倉山を25往復(福岡)
・平尾台を30往復(福岡)
・脊振山を20往復(佐賀)
・稲佐山を36往復(長崎)
・雲仙まで14往復(長崎)
です。筆者のローカルですまない……
※ストラバに登録されてる区間準拠
体力よりも先に気が狂いそうな気配がプンプンする。
大阪東京を24時間以内に走破するキャノンボールも大概だが、こちらは"同じ道を何度も何度も何度も往復し続ける"という所に狂気を感じざるを得ない。
で、いつやるかという話だが…
11/15(日)。来週末。
深夜から始めるのか早朝に始めるのかは未定。コースすら決めてないし。年内に走れる時間が取れるならここしかないので、急遽宣言した次第である。
そして1番の問題がコース。
極端な話どこでも良いのだが、勿論善し悪しはある。どこにするかという判断基準はざっくり下記の通り。
☆そこそこ勾配がキツい
→個人的に緩い登りでダラダラ距離を走らされるほうが余程つらい。標高を稼ぐ効率的にも。
☆トイレやコンビニ等が近い
→それはそう
☆できる限り直線的
→下りでのストレス軽減&時短
○登坂行程が3kmほど
→100往復↑は気が狂うし、登りが長すぎても疲れる
○交通量が少ない
→それはそう。深夜帯は逆に人の気配があると気が楽…?
路面が綺麗だとか向かい風の影響を受けない山道とか細かいことを言い出したらキリがないし、そんな都合の良いコースは存在しない。自分の心と体に相談して取捨選択の果てにコースを決めよう。できるだけ早く。
所要時間は恐らく12~15時間と思われる。
パンク等のメカトラは1回くらいなら付き合ってやろうと思うけど、2度3度と起こられたらさすがにやる気を無くすかもしれない。
相当な試練になることが容易に想像つくので、天気が悪ければ無理せず大人しく中止します。
ここまで言わないと、いざやってる時簡単に諦めそうなので……。引くに引けない状況を作ってメンタルの背中を無理矢理押していくスタイル。
当日か前日にまたツイッターでお知らせします。
応援ください(望月杏奈)。よろしくお願い致します。
新参者たち
ホイール。TOKEN C22A。
それと、
ライトでボルト800+予備セット。
(わざわざ買ったガーミンのライトとは……)
https://mysk.hatenadiary.com/entry/2020/09/27/103400
まあ、備えあれば憂いなし。以上!!
ちなみにコレ、バッテリーと充電クレードルを合体させると、モバイルバッテリー(3400)としても使えるんだぜ!スゲーだろ!!
↑上部のフタを回転させることで、充電/給電のポートを切り替える仕組み
トーケンに履かせたのはビットリアのコルサ25C。
クロモリにはシルバーのホイールに飴色タイヤを履かせろと古くからの言い伝えがあってな。
ハブもポリッシュシルバー。カッコイイ~~~!
乗っ感じとしては普通。
ラチェットの音も見た目相応に品がよく、シュイイインときめ細かい鳴き声を響かせる。ぼくが持ってるマビックやFFWDのはうるさい。セミか?
またメーカーの得意分野的にハブが良いのか、下りとか足止めた時の惰性の滑らかさがお値段以上になかなか秀逸。
もしかして:マビックのハブがクs………
(マビックのハブについてはよく言われた話ではあるのだが)
ホイール単品の重さは測り忘れた。多分中~上級アルミクリンチャーなら前後で合計1400gくらいかな?
恐らく約2~3年振りのクリンチャーなので、チューブ入れる手際の悪いこと………
最後に:冬支度でモンベルのジオライン買いました。
背丈はMだけど、体が細いからSにするとドンピシャ。
ただ、元々そこまでレースフィットなインナーではない(現物としてはやきう部が着てそうなアレよりもヒートテックに近い)ため、肘や二の腕あたりで生地が若干余るのは仕方なし。
さらば聖地.Day3
あっという間だ。本当にあっけない。
2泊なんて一瞬で過ぎ去ってしまった。
カフェスペースで今治産ブルーベリーソーダを頂きつつ、本当に今更ながらマップとにらめっこ。
ほぼ完全に行き当たりばったりで一期一会を楽しむのと、綿密な予習と計画のもとしっかり楽しみ尽くす…ぼっちはどちらかに二極化しがちなものだと思っている。ぼく個人で言うと、初見の地はだいたい前者で、広く浅くおおまかに風土を感じて回る場合が多い。煮詰めるのはそれからだ。
最終日は綺麗な秋晴れ。
宿に別れを告げ、右足をペダルへ。バチン!
そして左足を…ガッ、ガッ。あれ?
………ここに来て左クリートのバネが壊れるトラブル。
走りにくいけど、まあいいや。綺麗に晴れたから許す。寛大な心で初手から船旅と軽く洒落込む。
何気なく走ってた瀬戸内の風景、晴れをしてようやく理解してきた。空と海に挟まれ、眼前に浮かぶ島々と肩を並べているかのような感覚。
そして、失われた(?)ものを補完して行く。伯方の塩ソフトに、大三島の海鮮丼。
中にはいよかんコーヒーという珍品も。柑橘香るコーヒーというより、ごまの主張が強い坦々麺のスープを飲んでいたような不思議な感覚だった……
そして顔を覗き込むように陽射しが低く照りつけてくると、そろそろ旅の終わりの頃を感じ始める。
今回の締めだけは絶対ここを譲らないと心に決めている場所があった。
大島の亀老山(きろうさん)。
登坂距離4km弱、標高こそ300m程だが、急勾配が続くプチクライム。
名物の藻塩ソフト片手に展望台まで一歩一歩踏みしめる。陽が傾くにつれ、雲は席を外して行く。よりみちサンセットの時間である。
温かく透き通る夕日とともに、今回の旅の幕が下りてしまった。しまなみサイクリング・完。
片足ペダリングで松山まで戻るのも何だか馬鹿らしくなったので、ワープ発動。
駅で輪行袋をレンタルできるなど自転車帝国だからこそ為せる離れ業であって、普通ではまずありえません。
電車、フェリーと"'"現実""'に向けてドナドナ。
あまりにあっけなく実感に欠けるのでふと画像フォルダを見ると、これは夢で撮ってきた景色なのでは?と思う。
だがしかし、どうやらこの身で感じてきた風景らしい。
走海酒海.Day2
この天井は…………………知らんなぁ~。
始まりました2日目、しまなみ海道というか四国に来ているという実感が全くない。なんかしまなみ海道近いなwみたいな。旅先でそういう気分になったこと、ありません?
朝食は宿の隣にある二葉さん。
鯛めし定食1100円。
朝6時からやってることに驚きだが、近くには5時6時から開くカフェも普通にあるらしく今治の朝は早いのだなと思わされた。今治=女子高生説が浮上してきた。
身支度を済ませ、朝8時に出発。
昨日の反省を踏まえ、今日はまったりグルメライドにする予定。海鮮、ジェラート、ソフトクリームその他。店が点在して全然先に進めず、景色もよくてキャッキャウフフしながら風景の写真を撮りまくる。
…少なくとも、聖地しまなみ海道とはそういう所なのだという印象がある。ここ、とても大事な所だぞ。
今更だけど、しまなみ海道の全図を置いておきます。
昨日は島の真ん中をだいたい突っ切っただけのコースだったので、初手の大島に着いたら左折して時計回りに海沿いコースをチョイス。
当たり前の話を突然するが、海が近い。
いや島だから当たり前だろとか、そういう話をしてるんじゃあない。海との距離が近いのだ。
ちょっと身を乗り出せば海面に触れられそうな、そういう"近い"ということ。なるほど、確かにこれは走ってて気分が良い。
大島を抜けてコンパクトな伯方島に入る。橋は似たようなものばかりだから撮ってない()
ここは帰りに少し用があるので、今はとりあえず最短で抜けて次の大三島(おおみしま)へ。その道わずか数キロ。
性懲りも無く例の石碑で撮り、みかんソフトで小休止。薄い曇り空で、海も空も青さが映えないのが惜しい…。
そして生口島。ひたすらに海沿いを突っ走る。
途中でみかんジュースを頂き、時間差アイテムもこっそり仕入れる。
各島の外周コース、無に等しいレベルの交通量と路面の快適さについペースがかなりの強度まで上がってしまう…下ハンに持ち替え姿勢を低く、アウターをひたすらぶん回し続ける。
あれ…何か当初のイメージと全然違うぞ……
気づいたら尾道の1歩手前。
けど特に見どころなくね?と思い、引き返すことに。
ここで僕、因島(いんのしま)にある自転車神社?の存在を忘れて完全スルーをかます特大級のガバをしでかす。
参考画像を貼ってネット参拝したことにしておきます。無事故で走ろうヨシ!(祈祷)
ちなみに因島大橋は、橋の下の橋を走ることができます。サイコンの電波は途切れがちです。
普通はこんな感じなんだけど。
ふーん、へぇー程度で感動が薄くなってきた。この感覚は………そう、腹へりモード。ソフトクリームとジュース以外というか固形物を食べた記憶がない。昨日も全然食べてなかった気がするんだが、外周コースは基本的に補給スポットが少ないので仕方ないのであるか?あるな。
ということで、先程仕込んでおいた時間差攻撃がそろそろ頃合である。いざ召喚!来たれ!
飲み物(シャーベット)!!!くぁ~~すっぺえ!腹減った………………
渋味を含んだ鋭い酸味が特徴のビターな柑橘でめちゃすこなんだ…(品種わすれた)(ガバ)
次第にギア比落ちてきたり足も回らなくなってやや危機感が迫ってきており、数キロ先の自販機でカフェオレとコーラを飲んで急場をしのぐ。とりあえず大三島の例の石碑まで戻って来れたので、そこの屋台でサザエめしなるものでお昼とする。
そして伯方島まで戻って来た。今日はここの南東にある港とラーメンでゴールとする。
息を吹き返し、やはり懲りずに外周コースを快走。
そして、港に続く細い路地を辿ると…………!
でたわね。
伯方の塩という単語というか語呂にピンと来るかもしれないが、あのコマーシャルのあれで間違いないです。あっさりした中にコクというかうまあじのような芯が通っており、気づいたらどんぶりが空。ごちそうさまでした。
そして今治行きのフェリー待合所に到着。
昨日もそうだったけど、フェリーの本数自体はどこもそこまであてにできないので結構時間を持て余した。それでも地元の人や自転車乗りと喋ってると案外あっという間だし、走るだけがサイクリングというわけでもないのである。
各橋に続く細い自転車道は徐行ペースで、島内はひたすら巡航、たまに飲食、写真撮り。
宿に戻った後は……………ゴトッ
走るだけがサイクリングというわけではない。そういうことである。こういうことである。
あ!?お前は結局いつもそれ(🐟🍶)かよ!!!
隣のご夫婦に地酒を教えてもらいつつ、つい話と酒と酒と酒が盛り上がってひどく酔っ払ってしまった。
ちなみにカリッカリの鶏皮焼きはよくある串焼きではなく、鉄板で焼いて皿出しするというのが今治流らしい。
(正直な話、実走より酒の場のほうがめちゃくちゃ飲食深いし優勝できました感が強すぎてな。いやだって、ほぼほぼ平坦突っ走ってた(だけ)だから…)
ここで飲んだ"石鎚プリンセスミチコ"、これの味を忘れはしないだろう。
ここ(晩酌)まで含めて、2日目完。
もしかして今回の旅(?)最後の晩餐ということになるな。うわぁ…気づきたくない事実に気づいちゃったね…
雑に走る聖地.Day1
AM03:00。エンジンの駆動音と微かな振動で目が覚めた。見知らぬ、天井……ッッ
5時前に下船、松山から今治に向けて走行開始。
明け方の冷え込みに身構えていたが、完全に杞憂に終わった。上下カバーはデフォルトとしてベスト、ネックカバーを着ていたが開始20分でキャストオフ。
クロモリのしっとりした足当たりが心地よく、海沿いもほぼ平坦だったので明るくなる頃には今治着。特記事項は特に無し。
路側帯に引かれた青線に導かれると、その入口はあった。
人生初の自転車聖地しまなみ海道、いくぞ!!!
とりあえず王道のサイクリングコースに従って島々を渡ってきたので見落としたポイントが相当ある模様。まあ初日だし、しまなみ海道概論ってことで……
ある程度走ったところで、昼の海鮮丼探し。
8時くらいからしまなみ海道を走っていたが道の駅的な施設は軒並みまだ閉まっており、案外朝は遅めなのかなと補給のタイミングを見失い続けていたのだ。(朝もまともな食事をとってない)
今治発で3番目の島、大三島(おおみしま)に良い所があるらしい。
ここやな!開店待機1人目にエントリー成功。
成功???
休業ヨシ!!!!(絶望)
…………………
なんだかやるせない気持ちになってしまったので、船旅で今治までワープすることに。
空腹感と荷物を積んだクロモリと、島の起伏ある外周コースが沁みるぜ…
フェリーが完全に日常に溶け込んでいるというか敷居が低いというか馴染み深いというか。
今治に戻ってきた。聖地というか自転車帝国ともあれば、最寄り駅にGIANTショップが併設されてるし自転車用のデカいスペースもある。それを言うと、路側帯がデカデカだし街ゆく中学生のヘルメットが全員ちゃんとした(?)やつだ。
温泉に至ってはもはや自転車乗り基準といっていい程の待遇。スタッフも自転車ジャージ着てるし。
温泉併設の食事処は、まだ準備中でした(午後4時)…
中途半端な時間で店開いてないし、チェーン店で済ます気など毛頭ない。
逆に何でここまで持ってるか不思議なくらい腹減ってるが、とりあえずチェックイン。シクロの家。
サイクリストのための宿だそうだ。
詳細は明日にでも書こうと思ってるけど、人生初のゲストハウスだ。
宿について調べてたけど、自転車そのまま部屋持ち込みOKとか専用ガレージ(工具完備)とか、旅先で最もネックとなる自転車管理の待遇がどこも完璧すぎてな……さすが自転車帝国。次元が違いますわ。
(※予約の段階で、自転車なんですけど…と敷地内のどこかに置かせて頂けないかお願いするのが一般的ではある。過去それをやった結果真冬の火山灰シャーベットや潮風まみれになったことがある。)
そしてついに飯。
感謝感激。
ザーーッと勢いで流し綴ったけど、今日のリザルトです。明日はグルメライドに振ってのんびり走ろうかな……
Day0
よ〜し明日は箱ヒルに向けて前日受付!!
新幹線に乗って、小田原の生しらす丼しこたま食って、受付済ませたあと宿にチェックインしたら箱根を少しだけ散策……スケジュールにぬかりはない。
目指すはカテゴリ優勝……
………ではなくてですね。
?
????????
どういうわけか、松山(愛媛)に旅立とうとしています。目的地の下調べも宿も何も知りません。夜が明ける頃、
だって、家を出る今の今までどこに行くか迷ってたもんで。へへ…
まあでも気ままなソロツーなんてこんなもんでしょ。己の感性に任せて気ままに行き当たりばったり見知らぬ土地に触れて回る趣きも"ぼっち"の特権なので。
荷物が明らかにスカスカで何かしら忘れ物をしているとしか思えない微かな不安を感じるんですが……………
いつもなら船出のワクワク感でどうにも止まらないところだが、正直眠くて何も感じない。
準備もなにもかも過去最高レベルで全てが雑なゆるぽたの幕が上がろうとしている…
スマート多重奏
スマートフォン、スマートウォッチ、スマート決済…世の中がスマートになっていく中、わが自転車の1部もスマートになってしまった。
何の話か。ライトの話である。
GARMIN varia ut800。
自転車デバイス界の絶対王者ガーミンが放つフロントライト。"スマートヘッドライト"を自称しているらしい。
唐突に買い物の話というのも先日年をまたいで愛用し続けたボルト1700がうんともすんとも言わなくなりまして……それの代替としてこれを選んだが、果たしてこれでよかったのだろうか。
それに関しては言い表せず、微妙な顔つきになってしまっている。
ではガーミンのVaria ut800(以下バリア)の特徴は
・ガーミンのサイコンと連動(接続)できる
・上記に関連すると、シマノ電動コンポとサイコンを接続することで、変速スイッチにライト操作を割り振りできる(ライトに触れる必要がない)
・日没やトンネル等を検知して自動点灯する
・速度に応じて光量を自動調整する
・軽い(約140g)
・最大800ルーメン
大まかな特徴はこんな感じ。
何かライト単品というより別の機器と接続して使うあたりにスマートを感じてきた。
2万円するんだが、基本的にガーミンのサイコンとセットで使うことがほぼ前提となる。別に単品でも使えはするが、スペックと値段があまりにもかけ離れている(ボルト800がおよそ半額、ランタイムも長い)。
それでは早速サイコンとペアリングを。
本体のボタン長押しだったか?ペアリングモードにさせておいて…"ペアリング"とか、いかにもスマートでイマドキな響きである。スマートが加速してきた…ッ!
↑センサー追加から
↑ライトを拾うのでチェック
↑終了!自動/手動の切り替えやデフォルトの光量を設定できたりする。もう既にスマートだ。
FELTのほうはレックマウントありきでの構成なので、ガーミンのマウント専用のアタッチメントを購入。クロモリには付属してた純正マウントを使用。
勿論サイコン側の設定で、ライトのバッテリー残量を表示させることもできる。
スマートな見た目が背中を押し、走行中画面に視線を落とした程度ではライト本体を認識すらできない。スマートを極めるあまり、ついに視界から消えてしまったのである。
自転車ライトというと、ボタンポチポチで点灯/消灯とモード切り替え程の操作しかした覚えがないが、何やら機能てんこもりですごそう()ではある。
実際サイコンのタイマースタートと同時に点灯したり、トンネル入ったら勝手に点いたり(誤動作は確認していない。すごい)、こいつは一味違うぞというオーラを発している。
だが一方で、速度に応じて光量調整という機能はオフにしている。30km/hで最大に至るそうなので、バッテリーの浪費が激しいというのは想像に難くない。
ベタ褒めモードから徐々に雲行きがあやしくなってきたな?そう、こいつは重箱の隅をつつかずとも色々とボロというかデメリットが出てしまうのである。
でも俺はそれもひっくるめてバリアを選んだ。これが"愛"なんだわ……
はい、じゃあまず
駆動時間が短い
初手から核心に迫るスタイル。
いや、ボルト1700とかいうロード用最高レベルのものを使ってただけにとかいうの抜きでスタミナがまずいのである。
これは取説の一部なんだが……
うん、うん、なるほど。もしかしたら帰る頃には暗くなってるかなレベルならこれで事足りる。暗闇の峠を下る時も800あれば大丈夫だ。だが、ロー6時間、ミドル3時間………
それに対して王者1700はこうだ。
つよい。安心感の桁が違う。
実際1700のスペックは相当持て余して重たい(バリアの倍近い)だけという実感はあった。別に800でもよくね?って。
まあ、贅沢な文句なんですけど………
自転車ライトの最大光量は勿論大事だが、一番肝心なのは常用レベル(200~400ルーメン)をどれだけ維持できるかと思っている。まあ、夜通しブルベ走る訳じゃないし普段使いとしちゃこんなもんだろ!と割り切った選択であった。
ハイ、次。
自動モードが維持できない
またバッテリーの話か?情け容赦なく死体蹴りとはチョッパリらしいな。
自動モードで4時間しか持たないというのである。
先程ちょろっと言ったが、30km/hで最大光量に到達…最大光量の持続時間は……あっ
そう!もはや自動モードをほとんど使っていないのである!!
スマートな機能の実用性がスマートの向こう側に行ってしまった。無である。
どう使いこなすかって…そりゃあなた変速レバー(シフター)のスイッチ使って遠隔操作よ。これは本当に便利。
バッテリーうんぬんも事前に調べたうえでバリアを買っているので、事実上これと物珍しさのためにライトとしての基礎スペックをわざわざ削ってまでして選んだといってもあながち間違いではない…。
正直駆動時間がお粗末というおかげで肝心のスマートさをいまいち発揮できないという話だけでいくらでも叩いてしまうのもかわいそうなので、次で終わりにします。
高い
もうこれだろ。基本的にガーミンのサイコン勿論持ってるよね?^^みたいなスタイルなので、というか持っててもニッチ路線好きの物好き変態向けのアイテムと言うべきか。
贅沢なお守りライト という名こそふさわしいかもしれない。
最後に大事なことだが、バリアとボルト1700の値段はほぼ同じです。(!!)
普通に1700買い直したほうがよかったんじゃないのか
実は後悔してるんじゃないのか
本当にスマート()なのはお前の物選びのセンスじゃないのか
う…うるさーーい!!黙れ黙れ黙れ!!!!